血糖値とは

血糖値とは?

血糖値とは

 

「血糖値が高い」とか「血糖値を下げるには」など、
血糖値という言葉はよく耳にします。

 

この血糖値とはそもそも一体何でしょうか?

 

それは血液中に含まれるブドウ糖の濃度の事を言います。

 

このブドウ糖は、人が活動するためエネルギーになり、
血液中に一定の濃度に保たれています。(正常な場合)

 

しかし、この血糖値の濃度をコントロールしている
インスリンという成分が不足したり働きが鈍くなると
血液中に含まれているブドウ糖の濃度が上がってしまいます。

 

そのため血糖値が高くなれば、糖尿病を始めとした

 

@脳梗塞

A心筋症
B動脈硬化
C歯周病
D認知症

 

などの病気(生活習慣病)になるリスクが非常に高くなります。

 

血糖値が高くなる主な原因は、

 

@暴飲暴食

Aストレス
B運動不足
C肥満

 

などによって血糖値が高くなりやすくなります。

 

特に肥満になると糖尿病になる可能性が非常に高くなります。

 

■血糖値が低すぎるのも問題がある

血糖値とは

では血糖値は低ければ低いほど良いのか?

 

というとそうでもなさそうです。

 

血糖値を調整しているインスリンの働きが良くなりすぎる(過剰になる)と、
今度は血糖値が低すぎる低血糖になってしまいます。

 

低血糖になると、インスリンノーマ(膵島腫瘍)や
糖原病、ガラクトース血症、肝臓がんなどの病気になるリスクが高くなります。

 

低血糖になるのは、栄養不足、糖尿病治療薬や、お腹がすいている時にアルコールを取ったり、
抗不整脈薬(リスモダン、シベノール)などの薬が原因になる場合があります。

 

低血糖にならないためには、血糖値を安定させることが大切です。

 

糖尿病治療薬で低血糖症の疑いがある場合は、
医療機関で内服薬の調整を行ってもらうことが大切です。