血糖値の正常値とは?
血糖値が高くなった時、血糖値の正常値や基準値を
知っておくことが大切になります。
また、血糖値にはいくつかの種類がありますから、
血糖値の正常値を知るためには、そのいくつかの種類の
正常値と基準値を確認しておく必要があります。
■血糖値の正常値を知るには?
血糖値の正常値を知るには、
いくつかの種類の血糖値の正常値を知る必要があります。
そのいくつかの血糖値の種類は
A75gOGTT2時間値
B随時血糖値
CHbA1c
この4つの種類の血糖値です。
@空腹時の血糖値
空腹時の血糖値とは、絶食を9時間行った後計測する血糖値の事です。
また、糖尿病が疑われる値は、空腹時血糖値が126mg/DL以上の場合です。
ちなみに空腹時血糖値の基準値は、70〜109mg/DLです。
A75gOGTT2時間値
75gOGGTT2時間値は、75gのブドウ糖を取った状態で測定する血糖値の事です。
これは食後血糖値と呼ばれることもありますが、
通常75gOGGTT2時間値と呼ぶそうです。
この値が200mg/DL以上の場合、糖尿病が疑われます。
ちなみに基準値は、80〜140mg/DLが優で、140〜180mg/DLが良です。
B随時血糖値
随時血糖値は名前の通り、特に食後や食前など、
特定の決まりがなく測定した値の事です。
200mg/DL以上の血糖値の場合、糖尿病が疑われます。
CHbA1c
HbA1cとは、ブドウ糖と血液中にあるヘモグロビンが
結合して出来たたんぱく質の事を言います。
結合後120日結合したままの状態なので、
過去の30日から60日間の間の血糖値の平均値を知る事ができます。
よって随時血糖値の値よりも信ぴょう性があり、
正確な血糖値の値を知る事ができます。
HbA1cの数値が6.5%以上になると、
糖尿病の疑いがあります。
■まとめ
血糖値の本当の正常値を知るためには
いくつかの種類の血糖値の値を知る必要があります。
たまたま随時血糖値を測定して問題がない場合でも、
その日がたまたま調子が良かった場合もあります。
自分の血糖値の値が知りたい場合、
主にこの4つの種類の血糖値の値を測定して
糖尿病であるかどうか判断する事になります。