食後の血糖値の急上昇を抑える方法

食後の血糖値の急上昇を抑える方法とは?

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食後には、血糖値が上昇すると言われています。

 

また、食べる食事の内容や食べ方などによって血糖値が急上昇してしまう場合があるようです。

 

血糖値の急上昇を抑えるためにはどうすればいいのか?

 

また、血糖値の急上昇を抑える方法とは一体?

 

■血糖値の急上昇を抑えるには?

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血糖値が急激に上がると、血糖値を下げるインスリンが大量に分泌されます。

 

これは、血糖値を早く下げるためであります。

 

大量の糖質を取ると、インスリンが糖を使いきれなくなり、糖を脂肪に変えて蓄える働きをしますので、インスリンが大量に分泌されると太りやすくなります。

 

そのため、血糖値の急激な上昇をなるべく防ぐ必要があります。

 

血糖値の急上昇を抑える方法は、

 

@食事のスピードを抑える(ゆっくり食べる)

A食べる順番を変える
Bバター・オリーブオイル・酢などを有効活用する

 

この3つの方法によって食事後の血糖値の急上昇を抑える事ができると言われています。

 

@食事のスピードを抑える(ゆっくり食べる)

 

同じ糖質の量の食事でも食べるスピードによって血糖値の上り度合いが変わってくると言われています。

 

短時間に糖質を取るほど血糖値の上昇スピードが上がります。

 

よって、急いでご飯を食べたりするなどの早食いを行うと、血糖値の上昇スピードが高くなります。

 

一方、食事にゆっくりと時間をかけて食べると、同じ糖質の量でも抑える事ができます。

 

A食べる順番を変える

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食べ物には炭水化物やタンパク質、脂質や食物繊維などの成分が含まれています。

 

ご飯には炭水化物、肉にはたんぱく質・脂質、野菜類には食物繊維が含まれています。

 

実は、食べる順番によっても血糖値の上昇度が変わってくると言われています。

 

例えば、ご飯から一気に口に流し込むような早食いを行うと、血糖値が急上昇しますが、食物繊維のたっぷり含まれている野菜類から先に食べると、血糖値の急上昇を抑える事ができると言われています。

 

食物繊維には、糖の吸収や消化を遅らせる効果があると言われていますし、

 

食物繊維(野菜)→タンパク質・脂質(肉)→炭水化物(ご飯)

 

の順番で食べる事によって、血糖値の急上昇を抑えるとともに、同じ食事内容でもこの順番で食べる事で、体に脂肪が付きにくくなるとも言われています。

 

Bバター・オリーブオイル・酢などを有効活用する

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食事において、バターやオリーブオイル・酢などを有効活用する事で、血糖値の急上昇を抑える事ができると言われています。

 

例えば、炭水化物の多いパンなどに脂質が含まれているバターを塗ると、血糖値の急上昇を抑える事ができるようです。

 

どうやら糖質と一緒に脂質を取る事で、血糖値の急上昇を抑える働きがあるようです。

 

また、ソバやうどんなども炭水化物が多い食べ物ですが、例えば天ぷらソバは、天ぷらが脂質の多い食べ物ですから、天ぷらから先に食べて、そのあとソバを食べる事で血糖値の急上昇を抑える事ができます。

 

それから、酢も血糖値の急上昇を抑えたり、血液の脂質を低下させる働きがあるようです。

 

例えば、ラーメンやチャーハン、ギョーザなどは炭水化物の多い中華料理です。

 

中華料理店に行くと、食卓に酢が置いてある場合が多いです。

 

中華料理と酢は相性が良く合いますので、この酢を使って中華料理を食べる事で事で、血糖値の急上昇を抑える事ができそうです。

 

■まとめ

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血糖値の急上昇の原因は、早食い・暴飲暴食などが主な原因になります。

 

しかし、同じ食事内容でも食べるスピード・食べる順番などによって、血糖値の急上昇を抑える事ができます。

 

@早食いをやめてゆっくり食べるように努める

A野菜から先に食べる
Bバターや酢などを利用する

 

などの対策によって、血糖値の急上昇を抑えたり、脂肪の蓄積を抑える事が可能です。

 

上記の対策は、誰でも簡単手軽に行える対策ですので、一度トライしてみてはどうでしょうか?